福岡 お里の話
2010/02/11 (Thu) 05:40
能古島 柳川 長崎など懐かしいというかとても身近な場所の名前次々に出てきていて私もコメントを残してきました。
私は、高校まで福岡にいて、それから東京 埼玉に移り住み、こちらの生活のほうが長いため私は福岡のことがちっとも分かっていません。
福岡もずいぶん変わりましたからね。
福岡空港から天神までの地下鉄だって、昔はありませんでした。
地下鉄に乗り、中国語だの韓国語だのの広告や案内が多いことにまずびっくり。
博多名物もつ鍋なんてこと言われますけど、そんなの昔は聞いたことがありません。
いつから名物のなったの?といった感じです。
先日、ある生徒さんが「かろのうろんや」の話をしていました。
私のまわりには、九州出身の生徒さんが何人もいて、時々お里の話がでます。
その話は私わかる・・・
かろのうろんやというのは、福岡市博多区上川端町の櫛田神社の裏にある、明治15年創業の老舗です。
お客さんが「かろのうろんやぃ、うろん食い行こ」と口々に言っていたことから、いつのまにか屋号になったと言われるお店です。
昔の博多弁は「ダヂヅデド」の濁音がうまく発音されず、「ラリルレロ」になったとのこと。
ダシは北海道羅臼昆布を使ったもの。薬味の葱は勝手にたくさん入れることが出来るのですが、これって福岡では当たり前のこと。
検索をしてみると今もちゃんとありました。
永六輔が浅田飴のCMでこの店の名前を紹介したところから全国的に有名になったと書いてありましたが、確かにそういうのがあったような??・
写真をみると、昔のうどんよりちょっとコシがある感じです。
私は、福岡の市役所や警察で夏休みや春休みにバイトをしたことがあり、そのときに社員さんたちと食べに行ったことがあります。
福岡のうどんも結構有名だったんですよね。
この頃はラーメンのほうが知名度をあげてしまいましたが、福岡のうどんはおいしい、丸天うどんは最高、なんていう話で盛り上がりました。
丸天というのは、丸い形をしたさつま揚げのこと。天ぷらではありません。
えっ?じゃあ、天ぷらのことはなんていうの?と思うでしょ。
天ぷらは、エビ天とかゴボ天(ゴボウのてんぷら)という言い方をします。
福岡の人にとっては、当たり前のことです(笑)
明太子の話も出ました。
福岡の人が凄く明太子を食べているかというとそうでもないという話。
お土産では有名ですが、必ず食卓にあるかというとそうでもないという話でした。
野沢菜ではなく高菜漬けはよく食べたという話なども出ていました。
この頃は、不景気で中州もさっぱり・・・とのこと。
タマヤなんていうデパートもつぶれてしまったということですし、子どもの頃よく母親に連れられて行った川端通り商店街も様子が変わってしまったようです。
里帰りをしても忙しくなかなか福岡市内をウロウロすることありませんが、今度ゆっくりあちこち行ってみたいなと思っています。
ここ数日の旅行ブログに合わせてデジブックも作成されていますので、福岡の皆さん、福岡出身の皆さんもシンさんブログを訪ねてみてください。
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