リカバリーとバックアップ
2009/06/19 (Fri) 20:19
その中での質問
リカバリーとバックアップの違いがわからないのですが・・・という質問を受けました。
私はこのブログでも普段からデータのバックアップをしておきましょうという話を何回もしてきています。
バックアップをとるというのは、基本的にパソコンが壊れても復元できないものをしっかりと保存をしておくといった意味になります。
たとえばメールのアカウントは、基本的にはプロバイダからきている設定の内容を保管しておけばいいのですが、エクスポートして保存をしておけばすぐに他のパソコンでインポートすれば数秒でメールが使えるようになります。
アドレスやお気に入り クッキーなどはどうでしょうか?
これは、バックアップをとっておかないと復元することはできませんよね。
もっとも重要なものとしてバックアップの必要性があります。
ソフトに関しては、バックアップは必要ありません。
ソフトの元がきちんと手元にあれば、再度インストールすればいいだけです。
フリーソフトなどは、配布元(例 Vecterや窓の杜)をしっかりと記録しておけば再度そこからダウンロードすればいいので大丈夫ですね。
では、リカバリーとはなんでしょうか?
皆さんの多くはメーカのパソコンをお買い求めになっていますよね。
昔はリカバリディスクというのがパソコンの購入時にセットされていましたが、今はハードディスクの一部にリカバリをするための領域が設けられているものがあります。
リカバリーディスクとは何か?というと、このディスク(CD DVD)を使用することで、パソコンのハードディスク内のデータをすべて消去して、ハードディスクの内容をパソコンを購入したときと同じ状態に戻すことができるものです。
「リカバリ領域」とは何か?というと、リカバリに必要なプログラム・データが保存されていてそれを使い、パソコンのハードディスク内のデータをすべて消去して、ハードディスクの内容をパソコンを購入したときと同じ状態に戻すことができるというものです。
これを行うと、もちろんデータはすべてなくなってしまいます。
購入時の状態に戻ってしまいますので、ユーザ登録などを求められたり、アップデートをしなくてはいけなかったりします。
リカバリーをするとかなりの時間をかけて調整に時間がかかることは覚悟が必要です。
まずは、自分のパソコンの説明書を必ず読んでください。
または自分のパソコンのメーカーのHPをご覧になってください。
大手のメーカーパソコンであれば、親切に説明が書かれています。
もし自分で物理フォーマットをしたいということであれば、これは慎重に行ってください。
FAT32で行うのかNTFSを使うのかによっても違います。
行動に移す前にきちんと勉強が必要ですね。
新たにバックアップ用に購入した外付けハードディスクなどには、現在のCドライブなどを丸ごとバックアップしてくれるソフトが付いていたりします。
ハードディスクを購入するときはバックアップに適した容量を買う必要があります。
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