巷を騒がせているランサムウェア
2022/11/02 (Wed) 06:12
ここのところ、ニュースで「ランサムウェア」の話題が賑わっていますね。
ある救急病院がこのランサムウェアに感染をして、電子カルテが使えなくなった。
受付業務も薬を出す業務もすべてできなくなって、いつ復旧できるかわからない。というもの。
こんなことが起きると昔ながらの紙のカルテがよかったのでは?なんていう方がいます。
確かにアナログの時にはこんなことは起きなかったと思いますが、そこが問題ではないですね。
そもそも「ランサムウェア」とは何か?ネットで検索すればすぐにその答えは出てきます。
身代金を意味する「Ransom」と「Software」を組み合わせた造語です。
暗号化などによってファイルを利用不可能な状態にした上で、そのファイルを元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)を要求するマルウェアを指します
今回はビットコインで支払え と言ってきていますね。
もちろん病院側は「支払わない」と言っています。支払ったからと言ってデータが戻るわけでもランサムウェアを駆除できるわけでもありません。
こういうときにとにかく誰かのせいにしたいですよね。ネットワークが悪いとかシステムが悪いとか対策はされていたのか?とか。
今私たちが悩まされているコロナと同じで、予防をすることはとても大事ですが、それでもかかってしまうことはあるのです。
私も長く企業のITにもかかわっていますので、これらのことは他人事ではありません。
しかし、企業ごとにどのくらいそのセキュリティにお金をかけられるのか?というのは違います。
どんなにセキュリティにお金をかけて・・・といってもなかなか予算が付かなかったりします。
またどんなに強固に対策をしてもまだ足らないのではないか?という気持ちになったりします。
もし感染したら・・・という対策がとにかく必要になります。
大事なのはデータのバックアップ。
今回は患者さんのカルテの情報をどのようにバックアップをとっていたか?ということになります。
どこからランサムウェアが感染したのか?どういう経緯が考えられるのか?といったことをきちんと突き止めることが必要になってきます。
データのバックアップがきちんとされていれば、小規模でも復旧していくことが可能になります。
データがなくなれば・・・もうどうしようもありませんね。1からのスタートとなります。
今頃ほかの病院も慌てて見直しが行われていると思いますが、病院のシステムは特殊です。
とても高価なものですからね。完全復旧するためには時間もお金もかかることになります。
個人のパソコンも同じですね。先日生徒さんのパソコンが使えなくなり、メーカーに修理に出すと「データはなくなってしまうかも」と言われたとのこと。
メーカーは、そのパソコンが使えるようになるのが目的となりますから、個人のデータの管理は各自に任されています。
常にクラウドにバックアップを!外付けのSSDなどにバックアップをと話をしているのは、そのせいです。
大事な写真や動画のデータ 仕事のデータなどはクラウドに保存をしておくことが大事です。
企業は、Serverを置くことをやめBOXやGoogleDriveに保存をするようにしています。
クラウドは、1か所に保存しているのではなく数か所でデータの管理を行っています。
デジタル社会になり、とても便利になりましたが、個人も企業もしっかりと「もしも」に備えておくことが大事です。
他人事ではありませんよ。ご注意くださいね!
ある救急病院がこのランサムウェアに感染をして、電子カルテが使えなくなった。
受付業務も薬を出す業務もすべてできなくなって、いつ復旧できるかわからない。というもの。
こんなことが起きると昔ながらの紙のカルテがよかったのでは?なんていう方がいます。
確かにアナログの時にはこんなことは起きなかったと思いますが、そこが問題ではないですね。
そもそも「ランサムウェア」とは何か?ネットで検索すればすぐにその答えは出てきます。
身代金を意味する「Ransom」と「Software」を組み合わせた造語です。
暗号化などによってファイルを利用不可能な状態にした上で、そのファイルを元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)を要求するマルウェアを指します
今回はビットコインで支払え と言ってきていますね。
もちろん病院側は「支払わない」と言っています。支払ったからと言ってデータが戻るわけでもランサムウェアを駆除できるわけでもありません。
こういうときにとにかく誰かのせいにしたいですよね。ネットワークが悪いとかシステムが悪いとか対策はされていたのか?とか。
今私たちが悩まされているコロナと同じで、予防をすることはとても大事ですが、それでもかかってしまうことはあるのです。
私も長く企業のITにもかかわっていますので、これらのことは他人事ではありません。
しかし、企業ごとにどのくらいそのセキュリティにお金をかけられるのか?というのは違います。
どんなにセキュリティにお金をかけて・・・といってもなかなか予算が付かなかったりします。
またどんなに強固に対策をしてもまだ足らないのではないか?という気持ちになったりします。
もし感染したら・・・という対策がとにかく必要になります。
大事なのはデータのバックアップ。
今回は患者さんのカルテの情報をどのようにバックアップをとっていたか?ということになります。
どこからランサムウェアが感染したのか?どういう経緯が考えられるのか?といったことをきちんと突き止めることが必要になってきます。
データのバックアップがきちんとされていれば、小規模でも復旧していくことが可能になります。
データがなくなれば・・・もうどうしようもありませんね。1からのスタートとなります。
今頃ほかの病院も慌てて見直しが行われていると思いますが、病院のシステムは特殊です。
とても高価なものですからね。完全復旧するためには時間もお金もかかることになります。
個人のパソコンも同じですね。先日生徒さんのパソコンが使えなくなり、メーカーに修理に出すと「データはなくなってしまうかも」と言われたとのこと。
メーカーは、そのパソコンが使えるようになるのが目的となりますから、個人のデータの管理は各自に任されています。
常にクラウドにバックアップを!外付けのSSDなどにバックアップをと話をしているのは、そのせいです。
大事な写真や動画のデータ 仕事のデータなどはクラウドに保存をしておくことが大事です。
企業は、Serverを置くことをやめBOXやGoogleDriveに保存をするようにしています。
クラウドは、1か所に保存しているのではなく数か所でデータの管理を行っています。
デジタル社会になり、とても便利になりましたが、個人も企業もしっかりと「もしも」に備えておくことが大事です。
他人事ではありませんよ。ご注意くださいね!
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