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2023-05

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歳をとるということを考えた時間

お天気も良く、いつもだったら外に飛び出していっている私。

でもなんとなく今日は家に居て仕事をしていました。

あちこちの公園なども閉鎖されていて、そんな中やはりウロウロするのはちょっと気が引けたせいです。

夕方までパソコンの前に座っていて、ふっとテレビをつけてみると1月に放映されたNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」というドキュメンタリーの再放送をやっていました。

ご覧になった方、いらっしゃいますか?

父より少し年上の長谷川和夫氏は、「長谷川式」と呼ばれる認知症早期診断の検査指標を開発、「痴呆」という呼称を「認知症」に変えるなど、人生を認知症医療に捧げてきた医師。

その認知症の第一人者が認知症になり、そのことを公表され、500日間の密着取材を受けられたものでした。

お医者で現役の頃に家族の負担を軽減するためにデイサービスを薦めてきたものの自分がデイサービスに行っても孤独感しかなく行くことをやめてしまいました。

みんなと一緒にやらされる体操や遊びがその人の為になるかどうか?

経験をしてみて初めてわかることもありますね。家族の負担を減らすために我慢をして行く・・・きっと私が同じ立場だったらやはり耐えられないかなと思ってみたりしました。

デイサービスって、自分のことができなくなり、介助してもらわなくてはトイレにも行けなくなれば、仕方がないのかもしれません。
そして性格にもよりますよね。
私はきっとダメかな・・・。

長谷川先生にとって落ち着ける場所は、長年論文を書いてきた自分の部屋であり、通い慣れた喫茶店。

誰でも死ぬときは家がいいというのは、贅沢かもしれまえんが、やはりそれが正直な気持ちだと思います。

毎日日記を書かれていて、そばにいる奥様に感謝されていました。

夜寝る前に奥様に「ありがとう」と言って休まれる様子を見て、素敵だなと思いました。

長谷川先生は、以前先輩に 〝君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する″と言われたのだそうです。

認知症になってわかったこと。先生へのインタビューで「今見えている景色はどんな景色ですか?」と最後に聞かれたときに
先生は「何も変わらない。普通」と答えられていました。
認知症になっても何も景色は変わらない。そして歳をとっても社会の為に何か貢献できることができることがあることが幸せであり生きがいだといったことを言われていました。

徐々に認知症が進んで昼か夜かわからなくなってきている先生。

周りの家族の関わり方も参考になりました。

昨年、父が大手術をした際、その前後に薬によりほとんどしゃべらなくなったり、薬が強くて倒れたり色々なことがありました。

あるときは、薬によって助けられることもありますが、逆に害になることもあります。

薬を飲むタイミングや量も歳をとるとわからなくなったりします。

この先両親のこともありますが、私自身の歳の取り方についても考えて行かなくてはいけないなと感じました。

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