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クラシックコンサートの代わり?蜜蜂と遠雷

ここ数年、クラシックコンサートに行くことができていません。

で、本日予定されていた講座が休みになったため、「蜜蜂と遠雷」を見に行ってきました。

この映画は、〈直木賞〉(第156回)と〈本屋大賞〉(2017年)のW受賞を果たした恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」。

映画化は不可能だろうと言われたものがどのようなものになっているのか、興味があり見たいと思っていました。

母の死により長らくピアノが弾けなくなっていた栄伝亜夜に松岡茉優さん。

楽器店勤務でごく普通の家庭人として暮らしながら、コンクールの年齢制限ギリギリチャレンジとなった高島明石に松坂桃季さん。

マサル・カルロス・レヴィ・アナトールに森崎ウィンさん。

そして、養蜂家の父と共に各地を転々とし、家にピアノがないにもかかわらず天賦の才能を発揮する風間塵に鈴鹿央士さん。
彼は、広瀬すずが出ていたドラマのエキストラの中のひとりで、広瀬すずがスカウトした男の子だということを聞いていました。

不自然にならないように俳優の人たちも練習はしたでしょうが、実際はそれらの音楽を奏でる人たちがいったい誰なのか?

河村尚子さん、福間洸太朗さん、金子三勇士さん、藤田真央さんという世界で活躍する日本最高峰のピアニストたちが集結し、亜夜、明石、マサル、塵、それぞれのキャラクターに沿った演奏をしているとのことでした。


そして、物語のキーとなるオリジナル楽曲「春と修羅」を作曲したのは、ロンドンを拠点に国際舞台で活躍している藤倉大さんという方。

そしてこの藤倉大さんが小説の中に登場する架空の曲「春と修羅」を現実の曲にするにあたって、彼のインタビューを見たのですが、それがまた素晴らしかったですね。

小説の中に出てくる「春と修羅」に関する言葉を全部取り出して、(彼はデジタル書籍で読んでいた)写真を撮影。
それを曲の中に全部取り込んで作ったとのこと。
音楽コンクールの課題曲としての要因もきちんと取り込んであるものでした。

今ではこの曲の楽譜まで購入することができるようになっています。


 「春と修羅」にはカデンツァがあり、コンテスタント4人それぞれの独自の音楽の世界が表現されています。

カデンツァは、自由に即興的な演奏の部分になるのですが、これがまた楽しかったですね。

この映画を作っていく行程を見てみたいと思いました。

どうやってこんなに自然な感じで俳優たちが実際に演奏しているように見せられているのか・・・興味がありますね。

批評は様々ですね。

私は、映画で音楽が楽しめたといった感じでよかったです。

間もなく終わってしまうため、ぎりぎり間に合ってよかったといった感じでした。

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