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ご一緒にお茶をどうぞ・・・

パソコン講師 峯岸直子のブログです。パソコンの話・遊びの話・友達の話を書いています。

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新しくなった渋谷駅と写真展

皆さんは「ソール・ライター」という写真家をご存知ですか?

今渋谷のbunkamuraで「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」の写真展が開催されているため出かけてきました。

渋谷と言えば、新しくなった銀座線の駅がこの頃ニュースに出ていますね。

以前ヒカリエに行ったときに上から工事中の写真を撮ったりしていたのですが・・・まだ上から見るとまだまだ工事が行われているのかな?といった感じ。



JRからの乗り換えは、動線がわかりづらく今は案内の人が立って「、こっちは出口専用」とか「こっちから銀座線は乗れません」と大きな声を出して案内をしていました。
今日は日曜日で通勤客がいないために比較的動きやすかったのですが、平日ラッシュ時はとても大変とのこと。



銀座線が130m程ずれたため移動をするのが大変になったとのことでした。
駅の屋根が流線型でオシャレな感じになっていました。

銀座線駅

銀座線渋谷駅

さて、今日の写真展

ソール・ライター(1923-2013)については、下記のURLにリンクを貼っておきますので、興味がある方は読んでみてください。

ソール・ライターl


ソール・ライター

1950年から1960年のニューヨーク 現在のデジタルカメラではなくフィルカメラが白黒からカラーに変わる頃でしょうか。

レトロ感が漂いますが、彼の視点を通してみるニューヨークの様子 モデルになった妹や彼女たちの様子 とても興味深く見ることができました。

今は、私は生徒さんにピントが・・・という話をしますが、彼の作品を見ていると ピント・・・というより構図 といったことが大事といった感じがしてきます。(いやいやピントは大事なのですよ(笑)

写真展は、撮影禁止ですがここだけなぜか撮影OKでした。彼は画家でもありました。
食べていくために写真家になったとも書いてありました。ファッション雑誌の写真を撮影したりしていたようです。

撮影OKの場所

彼の作品は何かに映り込んだものを多く取り上げていました。

窓ガラス 鏡 車のボンネットなどなど。

曇った窓ガラス越しの人物 いろんな刺激を受けてきました。


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印象派が好きです

久しぶりに新国立新美術館に行ってきました。

新国立美術館


「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を見てきました。

ビュールレ・コレクション


スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)のコレクターとしての作品

主に17世紀のオランダ絵画から20世紀の近代絵画に至る作品、中でも印象派・ポスト印象派の作品が揃っています。

作品64点が展示されており、その半数は日本初公開とのこと。

絵画史上、最も有名な少女像ともいわれる《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》、スイス国外に初めて貸し出されることになった4メートルを超えるモネ晩年の睡蓮の大作など、見ごたえがあるものでした。

モネの睡蓮は撮影許可が出ていました。この写真は私が撮影をしたものです。(スマホ)

睡蓮
《睡蓮の池、緑の反映》は、これまでスイス国外には一度も出たことがありませんでした。日本人がまだ見たことのないモネの「睡蓮」。門外不出といわれたモネの最高傑作です。

5月までの展示です。

そして出口にあったリコーの3Dプリンターで印刷された絵画
絵画の作品に触れるのは厳禁ですが、もしこれらの名画を実際に手で触れることができたら・・・。

RICOHが新たに開発した「立体複製画制作技術」は、独自のインクジェット技術を応用し、絵画を凹凸まで再現して複製することができ、名画を手で触れて味わう新たな体験を可能にしたものが販売されていました。

小さいものは1万円弱で購入することができるというもの。

顔料での印刷になっていて50年は色落ちしないというのです。

ちょっと心動かされました。
もし最も大好きな絵画がこの立体複製されていたら・・・。

美術館での時間

幸せな時間でした。



ミュージカルビリー・エリオット~リトルダンサー~

今日は午前中の仕事を終えて家に帰り、晩御飯の用意をして、夕方から出かけました。

赤坂ACTシアターで公演が始まった「ミュージカルビリー・エリオット~リトルダンサー~」プレビュー公演を見てきました。

ミュージカルビリーエリオットリトルダンサー 赤坂

大ヒットした映画『リトル・ダンサー』

スティーヴン・ダルドリーが映画に続いて舞台の演出も手がけました。

エルトン・ジョンが音楽を手掛け、2005年にミュージカル化。その後ブロードウェイなど世界中で上演され、トニー賞をはじめ80以上の演劇賞を獲得するに至ったものが、この7月から日本で公演が始まったのです。

主演はオーディションを勝ち抜いた5人の子供たちが務めるのですが、本当に素晴らしいのです。

You tubeなどでも短く見ることができます。 https://www.youtube.com/watch?v=3evTLD_gRsM

是非本当は生で見てください!と言いたくなるもの。

全員の子どものバージョンを見たいほどです。

ダンス・タップ・歌声  感動ものですよ!

この子どもたちの将来もとても気になるところです。

芸術の秋 デトロイト美術館展

先日まで夏日だったのですが、急に気温が下がりましたね。

今年は「紅葉があまり綺麗ではない」なんてことも聞こえてきます。

上野の森美術館の周りも紅葉が始まっている木があったり、冬桜が咲いていたり・・・。

芸術の秋、ということで昨日朝一番に「デトロイト美術館展」に行ってきました。

http://www.detroit2016.com/


ホームページを見ると
「指定展示作品をモチーフにした仮装のお客様は、当日券が200円割引に!
さらに「これぞ!」という仮装には別途プレゼントを贈呈します♪(※主催者の判断で選ばせていただきます)
指定作品は全部でこの6作品。お好きなものを選びそれぞれのアイデアと工夫を凝らした仮装・アートになりきって、ご来館くださいませ♪」なんてことが書かれています。

が・・・。
昨日は仮装した人は見かけませんでしたね。

月曜日(本日)も開催されていますよ。そして、確か月曜日は写真撮影が可になっていたような気がします。
私は「あぁ対象外だわ」とあまりきちんと見てこなかったんですけどね。

私は、印象派 ポスト印象派の画家の作品が好きです。
今回点数はあまり多くありませんでしたが、やはり本物を見ることができるのはうれしいですね。

「麦わら帽を被った自画像」ゴッホはやはり素晴らしいものでした。

多くの人がこの絵の前では、長い時間佇んでいたような気がします。

スポンサーであるリコーが3Dプリンターで印刷した絵があったのですが、これは撮影OKとのことで最後にぱちぱち撮ってきました。
触ってもよいとのことでしたが、技術はどんどん進化していっていますね。

デトロイト美術館展
デトロイト美術館展デトロイト美術館展
デトロイト美術館展

私はあまり時間がなかったので、桜の写真を撮影しませんでしたがお時間がある方はゆっくり美術鑑賞もし、桜の写真も撮り、おいしいお食事やお茶を飲んで秋を楽しまれてもいいですね。

私、優雅なことを書いておりますが、ほこりっぽいとくしゃみが出やすいため、何だか昨日はぐしゅぐしゅでした。

風邪ではありませんし、秋のぶたくさなどによるアレルギーではないと思うんですけどね~。



東京藝術大学美術館

デジカメ画像の整理術活用術の受講生のKさんにご紹介をしてもらった「東京藝術大学美術館 観音の里」に行ってきました。
東京藝術大学の中に始めて入りました。

観音の里


皆さんは、琵琶湖の北にある滋賀県長浜市というところをご存知ですか?
この地は、仏教文化財の宝庫といわれ、観音菩薩像が濃密に分布し、集落の数に匹敵するほど多くの観音像が1000年の歴史の中、今なお村人たちによって大切に守られているところだそうです。

平安時代以降、天台傘下として己高山を中心に栄えた湖北の寺々は、室町期頃には衰退しました。

村々にあった天台寺院の多くは無住・廃寺化し、そこに残された尊像たちは、宗派に関わらず村の守り本尊として村人たちが観音像を川底に沈めたり、地中に埋めたりして守ってきたとのこと。

長浜の地に今なお残る観音信仰。

自分の村のホトケたちに対して、限りない誇りと親しみを持って手厚く守られており、民衆による信仰の歴史を勉強してきました。

館内に椅子が置いてあったのですが、そこに今回の展示関する本が見本として置いてありました。
ちょっとひと休みしながら、それを読んでいたのですが、たまたま隣に座ったおば様とちょっとお話をさせてもらいました。
その方は実際に長浜に行かれたことがあるとのこと。
「自分の足で行くと1日に廻れるお寺や祠は限りがあるけれど、こうやって集めてあると素晴らしいですよね」 と話されていました。
私は、確かにそうだけれど、逆にそれほど信仰されている観音様を持ちだしてこんなところに持ってきていいの?と思ってしまいました。

観音の里
http://kitabiwako.jp/kannon/about/

時間がなく、現地に赴くこともままならない私たちには都合がいいことですが、やはり現地で土地の方が守っている祠の中にいる観音様や阿弥陀如来像などに出会い、そこで手をあわせることが大事なのではないかな、とちょっと思ったりしました。

このような展示会に行けば、いろいろと出てくる疑問を自分で調べたりするきっかけになったりもします。
馬頭観音立像はが何体もあったのですが、小学生のようになぜ馬の頭がのっている仏像があるのか?
なぜ怒ったような顔をしているの?
という疑問が出てきました。そんなことも知らないの?と笑われてしまうかもしれませんが、知らないままにしているよりいいですよね。ネットで調べると答えが出てきます。

ヒンドゥー教の最高神・ビシュヌが馬の頭に変化して敵を倒したとされる神話を起源とされているとのこと。
他の観音様が女性的な美しい表情であるのに対して、馬頭観音は怒りの憤怒の形相で表され、馬頭明王と呼ばれ、怒りの激しさによって苦悩や諸悪を粉砕し、馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし災難を取り除くのだそうです。

皆さんはご存知でしたか?

十一面千手観音もどうしてこんな観音様がいるの?
千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表しているのだそうです。
いずれも仏教における信仰対象である菩薩の一尊
一体一体表情が異なり、どこかで見たことがあるようなお顔の観音様や仏様もいらっしゃいました。

勝手にこのお顔は好きだけど・・・なんて見方もしたり。


「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
蓮の上に立たれる観音様 蓮の花を一輪お持ちになって・・・。

普段とはちょっと違った時間を過ごしてきました。

この展示会は終わってしまいましたが、外はめちゃくちゃ暑く、こんな日は美術館か博物館で1日過ごすのがお勧めです。

美術館巡り博物館めぐりは大好きです。
次はどこに行こうかな!