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パソコン講師 峯岸直子のブログです。パソコンの話・遊びの話・友達の話を書いています。

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Windows回復キーを取得しておきましょう!

先日、生徒さんのパソコンの電源系のトラブルがあり全く起動しなくなりました。

メーカーに確認をしてもらうと60000円の修理費用がかかるとのこと。

修理をするか、それとも新しいパソコンを購入するか?という相談を受けていました。

電源系が壊れただけならばHDDの中のデータは救い出せるので、まぁ新しいパソコンを購入したほうがいいだろうということになりました。
生徒さんからセットアップやそれらのデータの取り出し方についても相談をされたため、であれば教材とさせてほしいと話をしました。

講座の時に公開セットアップ さらに古いパソコンからどうやってデータを取り出すかを生徒さんたちの前でやりました。

そろそろWindows10から11にしたいと思っている生徒さんたちもいましたので、メモをしながら真剣に見ている生徒さんたちもいました。

最初に用意するものとして マイクロソフトのアカウントとパスワードは必須
GoogleChromeの設定をしたければ、GOOGLEのアカウントとパスワードも必要。
さらに古いパソコンにインストールしてあったPhotoshopElementsなどのシリアル番号やAdobeのアカウントとパスワードなど

人によって使っているアプリが違いますからね。古いパソコンに何を入れていたのか。新しいパソコンにどんな設定をしたいかをしっかりと最初に意識しておくことが大事です。

講座中にはプリンターの設定はドライバーは入れても実際には使えないのでこれは後で設定としました。

基本セットアップは、対話式になっていますから出てきた問いに答えるように進めていけばいいだけです。
スキップができるところはスキップをする。後でゆっくり考えて設定すればいいですからね。

新しいパソコンをセットアップスタート
最初にWifiの設定があります。ネットにつなげるということが出てきます。これはSSIDとパスワードがわかっている必要があります。
次にマイクロソフトアカウントとパスワードにより、サインインが求められました。
あらかじめ準備をしていましたので順調です。
今は、MicrosoftEdgeの設定の際にGoogleのお気に入りなどを同期できるようになっています。
生徒さんはマイクロソフトのアカウント自体がGmailで作っていましたので、同期の設定をして進めました。

セットアップは特にひっかかるところがなければ10分15分で終わる作業です。
セットアップ後、Adobe Readerをインストールしたり、スタートメニューの編集をしたり ウィルスソフトの設定などをしたりします。

一方古いパソコンからHDDを取り出す作業をしました。ノートパソコンでしたので2.5インチサイズのHDD
これを専用のアダプターにつけて新しいパソコンに外付けHDDとして認識させる作業をしました。

うまく認識ができたのですが、ここで問題になってくるのが、このHDDを開くのに必要なのが「BitLocker回復キー」です。
たぶんこのことをまったくしらないとここで挫折してしまう人が多いと思います。

BitLocker回復キーは、ドライブの暗号化したものを回復するために必要なもの。デバイスを紛失したときや、不要になったPCを処分したときなどに、ドライブ上のデータを暗号化することによって情報漏洩を防ぐことができる有効な手段となっています。

今回もHDDを開こうとすると48桁の回復キーを入力しなさいというメッセージが出ました。

これに関しては私のパソコンで生徒さんのマイクロソフトアカウントを使って回復キーを調べてあげました。

回復キーを調べておくことが大事
これは、パソコンごとに回復キーが設定されているので、今回のようにほかのパソコンで取得が可能であればその場で調べればいいですが、1台しかパソコンがないときは前もって調べておく必要があります。

セットアップする際に何を準備すればいいか?
それがわかっていれば自分でもできますね。

聞くところによると電気屋さんにセットアップを頼むと2万円前後取られるようです。
これはもったいないですね。

今回生徒さんは、このくらいのスペックのものであればどこのメーカーでも大丈夫だということで自分でパソコンを探してもらいました。
ネットで調べたり電気屋さんに行ったり。このことでパソコンのことが詳しくなったと思います。
買い替える時が勉強するポイントだったりします。他人任せにせずに楽しんで購入した方がいいですね。

古くなったパソコンを解体するのも結構楽しいものです(笑) これがメモリだよ これがHDDだよ と壊れたパソコンも活用しましょう。
最後にハードディスクの中身を綺麗にすることも忘れてはいけませんね。

回復キーの取得は・・・下記のURLをクリックして自分のマイクロソフトアカウントとパスワードを入力してください。

https://account.microsoft.com/devices/recoverykey?refd=support.microsoft.com
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USBメモリ Ctype

一般的にUSB という言葉を私たちは使っていますが、USBとは、「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)の頭文字を取った規格のことです。

生徒さんたちには、USBケーブルなのか USBフラッシュメモリなのか きちんと最後まで言いましょう という話はしています。
そして転送速度によってUSB2.0 3.0 3.1 などというのもわかれていますので、それらも理解しておくことが必要です。

パソコンに周辺機器を接続するための規格のひとつとなりますが、最近のパソコンにはほとんど、USBコネクターを接続できるポートが搭載されています。そしてこれらもCtypeが場所をとらないために増えてきました。

スマホの充電ケーブルもCtypeのものになってきたりしています。

先日私の車の話を書きましたが、購入するときにCD DVDの再生は必要ですか?と聞かれました。

ジャニーズのファンだったらこれはマストなのだそうです。
MP3 MP4でのデータ配布がされないので、必ず必要になるとのこと。

私は、ジャニーズには興味がありませんので、いらないですよ というとその部分は省かれました。

ちょっと前まではHDDがありそこに音楽などもCDから録音して・・・なんていうのもありました。

私の車は、USBのtypeCポートがついているため、そこに音楽が録音されたUSBメモリを接続すればそれで音楽が聴けるようになっています。

iPhoneも充電ケーブルがCtype対応になっています。

iphone用Ctype


次のバージョンiPhone15では、完全にスマホの充電差込口もCタイプになるのでは・・・と言われたりもしています。

今まで使っていたUSBフラッシュメモリもCtypeの変換ケーブルを使えばずっと使い続けることもできます。

USBフラッシュメモリ

ご自分のパソコンにもCtypeのポートがあると思います。

ぐるりと見てみてください。(5年前くらいのものからあると思いますが、なかったらごめんなさい)
一番左にあるのがCtyapeのUSBポート
一番左がCtypeUSB

CtypeUSBは何がいいのか?
超高速データ転送が可能に USB Type-Cは、次世代転送規格USB 3.1に対応し、速度は最大10Gbpsとなっています。 このスピードであれば、例えば1GBのデータなら約0.9秒で転送できるといわれています。

これからちょっと気にしてみているといいですね。


Windows11 22H2にすると・・・。

Windows10も11も現在22H2のバージョンになっています。

しかしやはりOSによってその機能は異なります。

iPhoneでも同じですよね。iPhoneの場合機種が古くても現在のOSは全部iOS16になっていますが、iPhoneの機種によってやれることは異なります。

アップデートをしろっていうけどイマイチなんのため?という方もいらっしゃいますが、Windows Update を実行すると、製品の発売以降に見つかった問題の修正や、新しく追加された機能を自動的にダウンロードして更新します。

今あなたが使っているOSはWindows11ですか?Windows10ですか?

昔はOSが変わったりOffice製品のバージョンアップがあるとパソコンを買い替えなくちゃ・・・なんてこともありましたが、パソコンを使う目的がネットくらいしかない人に対しては、使える限りパソコンは使ってあげよう と話をしています。

この頃はパソコンがスマホに近づいた? といったような感じになっています。

例えば今回のアップデートで22H2になったWindows11では、スタートメニューの中のアプリアイコン同士を重ねると自動的にフォルダーを作成して1つになってくれます。
これってiPhoneを使っている人はよくわかりますよね。
アプリアイコンをグループごとにまとめるときに使うやり方と同じです。
画面の中のWORD EXCELがフォルダになっているのがわかります。そこにPowerPoinntのアイコンを重ねると1つのフォルダになります。

スタートメニュー22H2


また今までタスクバーにアプリのアイコンをピン留するときは右クリックをしてショートカットメニューからタスクバーにピン留というのを選んでいましたが、今はドラッグだけでピン留が可能になりました。

デスクトップにあるAdobeReader をタスクバーにドラッグします。またはスタートメニューにあるアイコンをドラッグしてピン留ができます。
ドラッグでピン留

タスクバーにピン留された
Windows11のスタートメニューは上部にあるアプリのピン留済みのアプリアイコン
下部のおすすめの表示領域 これらのレイアウトを変更することができます。
これは設定→アプリの個人設定→スタートのレイアウトで変更することができますが、スタートメニューで右クリックでも「スタート設定」をクリックすればすぐに設定画面をひらくことができます。


スタートメニューで右クリックすると出てくる設定

スタート設定
レイアウト変更

私が便利だなと思ったのはエクスプローラの機能が充実したこと。

デスクトップに作ったフォルダーで結構ですから1つ開いてみてください。
するとWebブラウザのようにタブを追加できるようになっています。

エクスプローラ新機能
何気にフォルダーアイコンのデザインも変わっているのがわかります。

それからクイックアクセス という名前がホームに変更されました。

えっ?気が付かなかった?

生徒さんたちには折に触れて新しい機能について説明をしていこうと思います。

チャレンジフレーズが出てパソコンが起動できない!

土曜日の夜、親戚から「HELP」の電話がありました。

「パソコンが起動できないんだけど助けてくれない?」との電話。

「どこかわからないけど触っちゃって、いつもPINを入力して起動しているんだけど間違っているっていってチャレンジフレーズというのがでているんだけど・・・」とのこと。

「久しぶりに使ったのですか?」と聞くと「いやいや、今株が大変なことになっているから起動しないと困るんだよ」とのこと。

「おぉ~それはなんとかしなくてはいけませんね」

電話ですので、現在の状況を説明してもらいました。

いつものように起動しようとしたら画面が変わっちゃって、PINが間違っているのでロックされたようだということ。

画面の指示の通り進めているけどこの状況を解決するにはパスワードのリセットをしろとか色々出ているとのこと。

自分なりにいっぱい触ってしまってもう何をしたらよいかわからない・・・とのこと。
現在の画面はチャレンジフレーズが出ているけどその通りにやってもうまくいかないとのこと。

チャレンジフレーズ


こんな場合必要なのは、マイクロソフトアカウントのメールアドレスの確認とパスワード そして普段使っているPINになります。

毎日のように使っているPINが受け付けられないということは、パスワードが必要になります。

しかし、普段PINのみを使っているとパスワードが何だったか???とのこと。これはどこかに書き留めたものがないか調べてもらいました。

画面サインインオプションという言葉が出ているのが確認できますがこれがとても大事なことです。

今回、普段ログインしているPINが間違ってしまうと本人認証ができないため別な方法でのログインを求められます。

サインインオプションはその切り替えができるところとなります。

もちろんチャレンジフレーズで入力してくださいという文字を入力することで解決することもありますが、ここで大文字小文字などを間違えるとほかの指示に変わったりします。

サインインオプションは

サインインオプション

セットアップ時に設定をした3つのまたは2つのサインインの方法が出ています。

一番左側のお山の形はピクチャパスワード:設定したジェスチャーでサインインするとき
真ん中がマイクロソフトパスワード
右側がPINとなります。

今回はPINが使えなくなっていますので、マイクロソフトのパスワードを選択して探してもらったマイクロソフトパスワードを入力してもらいました。

これで解決することができました。

電話の向こうで、「デスクトップの画面が出た~」と喜ぶ声が聞こえたときは私もホッとしました。

ここで皆さんも確認をしておきましょう。

あなたのパソコンはローカルアカウントでセットアップしましたか?マイクロソフトアカウントでセットアップしましたか?

これは設定の中のアカウントを見てみればわかります。

メールアドレスが出ていればそれがあなたのマイクロソフトアカウント(マイクロソフトに登録したメールアドレス)

パスワードのみしか設定していない人もいますね。

PINの設定は人によって4桁の人もいれば英文字と数字を組み合わせて作っている方もいます。

パスワードがこれ PINがこれ とちゃんと記録をしておいてください。


これはセキュリティ対策としてマイクロソフトがきちんと管理をしている証拠だということになります。

PINを3回間違うと最初は時間で何分か使えなくなる 間違えるたびに時間がのびていって2時間使えないというメッセージが出る場合もあります。

落ち着いて自分のマイクロソフトアカウントとパスワード PIN サインインオプションを確認してください。

単純に大文字小文字を間違って入力している場合もあります。その場合はいったんメモ帳などに入力をして確認をしてください。

Windows11フォト 全部の写真が見られない

Windows10とWindows11を併用しているのですが、Windows11のフォトの使い勝手がイマイチと感じていました。

写真を撮って帰ってくると日付と場所名でフォルダーを作ってその中に写真を格納 元データと編集加工したものInstagramなどで採用したものに関しては採用フォルダーを作って整理をします。

皆さんもそうだと思いますが、写真をひと通り全部見る際にフォトなどを使いますよね。右向きの△をクリックしたり右矢印キーで次次に写真を見ていくわけですが、その際に勝手にある範囲だけでそこから先に行かずに同じ写真をぐるぐる選択してしてしまうという状態になっていました。

どう見てもこれはおかしいですよね。

もちろん全部の写真を選択して CTRL+Aで見ようとすれば右矢印も可能になりますが、それもどうかな?と思いました。

そこでスタートボタンとなっているWindowsのロゴボタンを右クリックして一番上にある「アプリと機能」をクリック

右ペイン(画面の右側といういみ)の中にあるフォトを選択します。

アプリの名前の右側に縦に3つ点々があります。そこをクリックします。
詳細オプションをクリックします。

フォトの修復


右ペインのリセットの所に修復ボタンがあります。
そこをクリックすると修復をしてくれます。

私のフォトの不具合はこれで解消できました。

もし次々と写真が選べなくなったりフォトの動きが???という方は修復を試してみてください。

ちょっとしたことでもたくさんの写真を見ているのにこういう不具合があるとイライラしちゃいますからね。